著書

(サイゾー、2014年)
フロイト、フーコー、デリダ、哲学、心理学、言語学...“現代の知" を総動員して、嵐人気を解析。ラカンの「四つのディスクール」を 元に5人のメンバーの関係性を解き明かす試みも。さらに、嵐の 転回点となった2008年リリースの楽曲「truth」のPVを分析。 著者が提唱する美男論の観点から、「嵐」現象の真実に迫る!

(サイゾー、2015年)
「嵐」を分析するための四つの手法とは何か???徹底的なPV分析を行うことで、「嵐から行為する術を学び」一人一人が「嵐をどう生きるか」を考察した第1級の「嵐」論。「現代思想」から「嵐」を考察して大ヒットした『隣の嵐くん』シリーズ第2弾!!

(サイゾー、2016年)
「SMAP解散騒動」、事の成り行きは自然だった、水掛け論の不毛な悪口合戦、「国民的スター」とは何か?、 ○か×かの選択がもたらすもの、 SMAP解散騒動のメカニズム、 なぜ解散して欲しくないのか・・・。明治大学の「嵐」講座で話題となった気鋭の現代思想家による倫理的「SMAP」論。
編 著

(夏目書房、1999年)
「セクシュアリル・オリエンテーション」という視点を中心にすえ、「何でもあり」をコンセプトに、現在、多様化の一途をたどっているセクシュアリティの深淵を垣間見るために、懇切丁寧に、時に主観的に、時に学問的に、時に教育的に書き連ねた斬新な「性」の入門書。

(新泉社、2009年)
日々の出会いやメディアのなかで、セクシュアリティはわたしたちを挑発している。セクシュアリティに無関心な人びとを含めて、わたしたちはセクシュアリティから逃れられない時代を生きているのだ。「性」の視点から人間と社会を問い直す。

(鹿砦社 2018年)
「ホスト」という記号が私たちの日常実践(文化的行為)の中に溶け込み、かつ、固有の場を持ち得ている状況を示しています。本書は「ホスト」という記号がいかに私たちの日常に影響を及ぼしているかを解読する作業と言えます。その時「鍵」となるのが、「美男」=「イケメン」というタームに他なりません。
翻 訳

(新泉社、2019年)
ピュドロフスキは『ピュドロ・パリ』というパリのレストラン格付け本の主幹。フランスの美食批評家の第一人者と目される人物です。しかし、彼の著作はもとより、その名も日本では一部のフランス料理愛好家にしか知られておりません。『ピュドロ・パリ』の愛読者である関はこの由々しき事態を苦慮していたのですが、偶然にもピュドロフスキの著書の翻訳を手掛ける機会を得ました。

(夏目書房 、2001年)
トマス・ハリスの連作「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」に登場するハンニバル・レクター博士に関する研究書。作品の中で成長した20世紀最大の怪人物の謎を、様々な角度から読み解く。

(夏目書房、2005年)
現実界le rel、想像界l’imaginaire、象徴界le symboliqueは、それぞれ、フロイト・セクシュアリティ論の幼児期、潜伏期、思春期に該当する。また、症例における精神病、神経症、倒錯の区分もこの三界との関係から成り立っており、現代思想の実存主義、現象学、構造主義の台頭も三界理論で説明することができる。哲学と精神分析を鮮やかに論じた入門書。
