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コンセプト & プロフィール

CONCEPT 

批判=批評(critique)文化の確立

 
巷には「~評論家」とか「コメンテーター」といった肩書の人物がひっきりなしに顔を出し、さらに、通販、食に関するサイトなどでは誰もが五点満点のレヴューを書く。
様々な事柄に関して評価の情報があふれかえる時代です。
しかも、映画評論家が特定の映画のCMに出たり、食べログのトップブロガーが店の接待を受けていたりと、本当に客観的評価がなされているのか、疑問に思わざるを得ません。
 
「神は細部に宿る」とは近代建築の大家ミース=ファン=デア=ローエの言葉と言われています。
スイスのある地方では「悪魔は細部に宿る」とも言われているとか。
批評は天下国家の問題だけでなく、いや、日々の衣・食・住にこそ、その真骨頂があるのではないでしょうか。
日常の一コマ一コマに批判精神を発揮せずして、いかに天下が語れるというのでしょうか。
 
また、フランスの批評家ロラン・バルトは「人はスティル(style)で決まる」と言っています。
この場合のスティルとは直接的には「文体」を指していますが、もちろんその背景に「スタイル」全般が念頭に置かれています。
それはファッションのみならず、「生き方」「流儀」といったことも含むのです。
しかし、それは「中身=内容」重視というよりまさに「細部」、「語り方」だったり、さりげない「着こなし」といった「部分」に着目するのです。
 
「批評」とは哲学者カントに言わせれば究極的には「理性自らによる理性批判」のことであり、西洋哲学の祖ソクラテスのいう「無知の知」、自身の「知」の限界をその都度確定して行く作業に他なりません。
 
このHPは様々な事柄に関して、「批評=批判」を実践し、それをどう文化一般に繋げていくかに向けて発信して行きたいと思います。
 

関 修

PROFILE 

関 修(せき おさむ)

 
1961年東京生まれ。
父親の仕事の関係で、長野県諏訪市、兵庫県神戸市で幼少期を過ごす。
神戸市立東灘小学校、船橋市立宮本中学校、千葉県立船橋高等学校卒業。
千葉大学教育学部卒業。
東洋大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)単位習得終了。
東洋大学文学部哲学科助手を経て、
現在、明治大学法学部非常勤講師、関東鍼灸専門学校非常勤講師
(社)リーファーワイン協会 理事
夕刊紙 日刊ゲンダイ:コメンテーター
 

専門

フランス現代思想
セクシュアリティ研究
現代文化論
美食批評(フランス料理、ワイン)
 

著書

『美男論序説』(夏目書房、1996年)
『隣の嵐くん―カリスマなき時代の偶像(アイドル)―』(サイゾー、2014年)
『「嵐」的、あまりに「嵐」的な―脱偶像(アイドル)化の構造分析―』(サイゾー、2015年)
SMAPとは何か?―国民的偶像(アイドル)の終焉―』(サイゾー、2016年)

 

編著

『知った気でいるあなたのためのセクシュアリティ入門』(夏目書房、1999年)
『挑発するセクシュアリティ』(新泉社、2009年)
『イケメンホストを読み解く6つのキーワード』(鹿砦社 2018年)ほか

 

翻訳

オッカンガム、『ホモセクシュアルな欲望』(学陽書房、1993年)
サミュエルズ、『哲学による精神分析入門』(夏目書房、2005年)
オクサラ、『フーコーをどう読むか』(新泉社、2011年)ほか