ご挨拶
昨年は予定通り四回のワイン会を行なわせていただき、多くの方にご来場いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。これもひとえに本HPを支えて下さる皆様のおかげとスタッフ一同感謝しております。
さて、本HPではワイン会を活動の大きな柱の一つと考え、今年もまた年四回定期的にワイン会を開けるよう努力して参りたいと思っております。その際、引き続きワイン会を大きく二つのスタイルに分け、開催できればと思っている次第です。
昨年、パーティー形式は表参道「アンカフェ」にて拙訳の出版記念パーティー、さらに神泉「ビストロ・パルタジェ」にて恒例の二年目を祝う宴を行ない、会食はテーマを「ビストロ対グランメゾン」と定め、同じ代々木上原界隈でビストロの「ロカヴォール」とミシュラン一つ星の「シャントレル」を貸し切りにして、二つのフレンチスタイルの違いとそれぞれの良さを体験していただきました。
今年のパーティー形式は三年目を祝う恒例のビストロ・パルタジェでのワインを持ち寄っての会だけにし、他の三回はワインにテーマを決め、それにあった料理を一緒に楽しんでいただこうと思っております。まず、イタリアワインを取り上げ、折角ですのでイタリア料理も着席で堪能していただこうと考えました。その後は、ボルドー、ブルゴーニュと続く予定です。この三つの地域のワインこそ、赤ワインの基礎の基礎と関は考えます。今年のワイン会を通して、皆様の赤ワインの世界の扉が開かれ、さらなる関心を持っていただければと考えております。
関はイタリア料理に精通しておりませんので、イタリアワインのスペシャリストでインポーターの「アビコ」を営んでおられる阿掛登志彦社長にご協力いただき、東麻布に昨年オープンしたばかりのトラットリア(フランスのビストロに相当)をご紹介いただき、貸し切りにしていただきました。ワインもスパークリング、白、赤二種類の四種類のワインを阿掛社長にチョイスしていただき、料理とのマリアージュも楽しんでいただけること間違いありません。
また、それとは別に関が皆さんにご紹介したいイタリアの赤ワインを二本持参し、レジュメをお配りし、赤ワインを知る上でのイタリアワインの重要性をお話しさせていただく所存です。スタッフの方たちにも持って来ていただきますので、私もぜひ、という方はイタリアワインを持参していただければ、大歓迎です。阿掛社長と関でお持ちいただいたワインについて、その魅力を語らせていただきますのでふるってご持参下さい(当日のワインに関するテイスティングノートは後日HPにて公開させていただきます)。
立食でもよいかとは思いましたが、折角ですので腰を落ち着けてがっつりイタリア料理を堪能していただければと思い、着席とさせていただきました。もちろん、ワイワイ楽しく食卓を囲むのがイタリア料理の醍醐味と思いますので、どうぞ気軽にお越しいただければ幸いです。
ふるってのご参加をお願いすると同時に、席に限りがあり、先着順となりますので早めの予約をお願いする次第です。
新春の宵を、東麻布の隠れ家イタリアンを皆で独り占めにして、「楽しく美味しい」時間をご一緒出来ますことを楽しみにして。